report – open house of the new brand “diary”

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1月18日、「大工の手刻みを軸として、住みながらつくり育んでいく」をコンセプトとした成村建設の新ブランド“DIARY”のお披露目となる桜馬場家びらき&座談会に参加するため唐津市へ。

今回のお披露目会場は、DIARY代表の山口氏が「ボロい小屋」と言う、築100年以上と思われる民家をご自身の新居としてリノベーションしたもの。

路地を抜けて新居に入ると、天井からの光を取り込んだ中庭や書斎、ふんだんに使われた美しい障子、経年の味を感じる梁が印象的で、ビフォーアフターが分かるようにリノベーション前の写真を貼られ、若い夫婦や家族連れ、ご年配の方が作り手に質問する様子が見られました。

当日は、座談会「潰す家ほど価値がある ボロい小屋がマイホームになる日」も行われ、進行にDIARYのブランディングを担当された前崎成一 氏(Design studio SYU)、話し手に建築家:松田和也 氏(kitorepe)、手漉士:前田崇治 氏(紙漉思考室)、施主・かんとく:山口俊彦 氏 (DIARY)、大工:宮原政徳 氏(DIARY)といった顔ぶれでスタート。

座談会では、山口氏自身も古い建物付き土地を購入した当初は建物は壊して新築しようと考えていた事、前田氏・前崎氏・松田氏と話していくうちに考えが変わり家族を説得してまでリノベーションに踏み切ったこと。その過程で、個人の住宅がその街の風景を作って行くのではないか。大工の技術をどう継承し活かしていくかという事を考えた。など価値観の変化が感じられる内容でした。

また、現在の住宅建築が規格化された材料を組み立てて作るのが主流で、似たような住宅・コーポが立ち並び街の風景が均一化され、大工仕事は簡素化して技術の継承が難しくなっているとも。

実際に古民家に住んでいるという年配の参加者からは、「古い家を引き継ぐ事は、その土地の歴史を引き継ぐ事」。老朽化や現代の生活に合わない造りから「住む大変さが歴史を引き継ぐ大変さ。」との声が。

街の風景を保つためにその〈引き継ぐ事の大変さ〉をどう軽減できるのか。
そもそも、自分たちが住む街をどういう景色にしたいのか。
という意識を持った時にリノベーションという選択があるのではないだろうか。

date: 2015-01-19 | Category: other | No Comments »

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